こんにちは!FPスノーボーダーです。
昨日の、ブーツ編に続いて、板の紹介をしたいと思います!
私の使用している板は、ズバリOGASAKA CTです!
スキーに詳しい人にこの板のことを話すと、
”OGASAKAってスノーボードも作ってるんだー”
と新鮮な反応をされます!(笑)
それくらい、スキーヤーにも馴染みのあるメーカーなんです。
そんな、OGASAKA CTについて、説明をしていきたいと思います!
OGASAKAとは?!
OGASAKAは長野県に自社工場をもつ、スノーボード・スキーのメーカーです!
漢字で書くと"小賀坂"になります。
1912年に小賀坂スキーとして、長野県の飯山で創業をし、今年で108年目となる、超老舗メーカーで、現在のスキー製作技術の礎となった会社です。
そんな、OGASAKAがスノーボードを作りはじめたのは1985年で、世界的に有名なBurton社よりたった8年遅れてのことでした。
OGASAKAの作るスノーボードの特徴は、とにかく品質が良いことです!
日本製というところもありますが、芯材となる木材にこだわりをもっています。
軽くてしなやか、しかも強度が必要というスノーボードにとって重要な性能を実現するために、世界中の軽いウッド(木)の中から厳選されたOGASAKAのウッド。ナチュラルウッド特有の“粘り”は、人工素材では未だに実現不可能。軽いだけ、強いだけの素材はたくさんある。しかしながら私たちは、自然の風雪の中で力強く育った木のみに与えられる“粘り”が、もっともスノーボードの芯材に適していると確信している。
©2020 OGASAKA Snowboard All right reserved.
例えば、強度が弱くなってしまう、木材の節のある部分を極力使わないように、慎重に部材の切り出しも実施しているくらい、こだわりを持って製造しています。
このため、スノーボードの個体ごとに生じる、性能のばらつきが起こりにくく、当たり外れが非常に少ないものとなっています。
CTはそんなOGASAKAの主力製品の1つです。
CTの特徴について
CTの特徴はズバリ、「超高性能オールラウンドボード」です!
CTの語源は、”Comfort Turn”ということで、日本語だと”快適なターン”といったところでしょうか。
その名前の通り、ターンをするための性能、特にカービングの性能は抜群に良いです。
特に、ハンマーヘッドやセミハンマーなどのカービングに特化した板とは違い、”板に乗せられる”といったことが起こりにくい板だと思っています。
つまり、CTは板に乗ることを教えてくれる板とも言えます!!
このため、カービング初心者(バッジテスト3級へ挑戦)くらいのレベルから、全日本を狙うようなトップクラスのレベルまで、大変間口の広い板だと思います。
ここまでの話で、「なんだ、カービング用の板か」、「グラトリできないならいいや」、「パウダーできないならいいや」との心の声が聞こえてきます・・・
結論から言います。
そんなことは全くないです!!
この板で、ハンパないグラトリやパウダーラン、ジブ・キッカー・ハーフパイプでのトリックを繰り広げている人が多数います!!
要は、なんでもできちゃう板なのです!!
私も、このCTでキッカー・ハーフパイプ・グラトリ・パウダー全部やっちゃいます!そして、めっちゃ楽しく滑れています!
板の反発もたくさんもらえるので、オーリーも高く飛べてしまうんです!!
CTのラインナップについて
ここからは、メーカーカタログに基づいて、解説していきます!
CTは、キッズ向けに132㎝、136㎝、女性向けに139㎝~151㎝の5サイズ、男性向けに150㎝~161㎝の6サイズが展開されています。
メーカーからはこんなPRがなされています。
ラウンドノーズ、ラウンドテール、ディレクショナルのオーソドックスなフリースタイルボード。OGASAKA SNOWBOARDSの中で最も人気の高いモデルで、「迷ったらCT」というフレーズも広く浸透している。ちょっと踏み込んだだけでボードがたわんで、行きたい方向に向き、しっかりとエッジが雪面をグリップしてくれる。オールラウンドボードとしての安定感と操作性を兼ね備えている。また反発力が軽快でボードが軽く感じられる。ボード全体のフレックスは柔らかく綺麗なフレックス曲線を描く。そのためスウィートスポットが広く、乗る位置(ポジション)に神経質にならなくても簡単に曲がってくれる。初級者からプロフェッショナルユーザーまで幅広い層に愛されているボードだ。
©2020 OGASAKA Snowboard All right reserved.
「迷ったらCT」というところが非常に心強いですね!!
次に、非常にマニアックな部分ですが材質です
芯 材: NVコア *CT-KD132 は3Sコア
補強材: グラスファイバー・カーボンコンポジット ※CT-KD132はグラスファイバー
PCプレート: タイプS[161 ~ 143]
エッジ: ステンレス *CT-KD132 はスチール
ソール: Sintered Graphite
ソール仕上げ: サンディング仕上げ[コンベックスソール]
ここでの特筆は、「コンベックスソール」といったところでしょうか。
コンベックスとは、こんな形状のものです。※板を輪切りにした形と思ってください。
この形状をしているため、逆エッジが非常に起こりずらく、グラトリも快適にできちゃいます!
まとめ
いかがだったでしょうか?
OGASAKA CTは不朽の名作ともいわれる板です。
私もそろそろ買い替えたいなぁと思っています。(今シーズンで6シーズン目に突入!)
もし、興味が持っていただけたら、先ずは試乗会での試乗をすることをお勧めします!!
なんせ、お値段が高いので・・・
皆さんのギア選びにお役に立てると嬉しいです。
それでは!